具体的には、曲を作る過程という内容で制作した曲が「Imagination」という曲なのであれば、その先に行き着く完成された「モノ」は何なのか？という「完成形」の曲がこの「RE:BORN」という曲になります。
 
しかし、「生まれる」＝「完成形」というのは、何所かしら違和感があるので、「完成形」というのは自分の中で生まれて「完成」と認めただけの通過点でしかなく、今後この曲を色々な人に聞いてもらう事でより進化していくことが出来る曲でもあるとも思っています。
 
なので、今回制作するにあたり、ギターに関連した音は初めて最初に曲を録音した機材のみを使用しました。
同じ条件で録音した楽曲が実はもう１曲ありまして、それはSHOWROOMでも演奏している「ACE」という曲でございます。
今回、この「ACE」という曲と録音条件がほぼ一緒でもあり初めて作った（生まれた）曲という事でもあるので「RE:BORN」は別名「ACE2（仮）」にでもしようかなと思います（笑）
 
さて、曲の中身なんですが、個人的には大分「ACE」のテイストを取り入れながら、今日までに培ったイメージの表現方法をバランスよく取り入れられたのではないのかなと思います。全体的には、僕が１番作りやすい構成の部類で特にややこしい事もしている訳でもなく、僕の中ではシンプルに作った方だと思います。
序盤・中盤・終盤のソロも、ほぼ同じフレーズから派生させる事で統一感を持たせ、中盤の後半のソロは「生まれてくる」という意志の強さと多少の不安・・・それ以上の期待など・・・僕なりに表現してみたつもりです。
 
実はこの曲は続きがあって、今作は「RE:BORN」次回は「RE:life」最後は「RE:・・・」ってな感じで最後はまだ決まってないんですが、次の「RE:life」は少し激しめの歌ものにしようかなと構想中です。